相談員の連携による早期解決(空き家の売買)
一級建築士
依頼者は、空き家所有者の子供さんからの相談。
両親が所有の築40年の一戸建てがある。所有者は父親で両親ともに健在だが、一戸建ての場所が高台にあり不便なため、他の場所で生活している。(相談者もマンション購入をしているため、この物件に住むことは無い)。

10数年ほど空き家状態であり、通風はしていたものの、残していた家財が多すぎて、相談者曰く、現状は“ゴミ屋敷”状態であるとのこと。(家財に対する母親の想いがつよく 、母親と一緒に片付けをしていたが、手に負えない状態である)

依頼者はこの空き家をどうしたら良いか、出来れば売買したい思いがあった。

①建主業者に相談
②Web3者見積り等提案したがうまくいかず、連携している宅地建物建築士に二次相談員として対応をお願いした。

相談から解決までの期間は約4ヶ月かかったが、空き家は無事売買された。
通常の不動産業者であれば手数料等で敬遠される空き家の売買であるが、社会的意義も含め、二次相談員として対応していただいた。
空き家解決には、同じ想いを持った“ワンチーム”が必要だと改めて思うところである。
連携した専門家
宅地建物取引士
投稿者
株式会社住宅デザイン研究所
金堀 健一
10数年“ゴミ屋敷”として放置された空き家の売買の相談でした