空き家コンサルタントについて

空き家所有者の抱える諸課題に一次相談員としてワンストップで対応できるスキルを有し、NPO法人住環境デザイン協会に登録された人が、空き家コンサルタントです。
空き家コンサルタントは、年々増え続ける空き家に係る諸課題について多角的に学び、空き家所有者やその予備軍の抱える悩み・問題を的確に把握・理解し、自らの専門分野はもちろん専門外の領域の相談に対しても、課題解決へ向けた適切な道筋を示し、助言を与えることにより、相談者が最適な判断ができるよう対応する能力が要求される資格者なので、その社会的役割は大きくまた重要です。
また空き家コンサルタントは、本登録制度の社会的意義・役割を学ぶことにより、空き家増加抑制及び利活用・流通促進に貢献するとともに空き家問題の啓発、対策普及の役目も担う人材でもあります。
本登録制度は、国土交通省補助事業の中の空き家に関する事業遂行の中で構築された制度で、資格所有者は、ビジネスシーンにおいて有用性が発揮でき、他との差別化が図れます。

空き家コンサルタントは、NPO法人住環境デザイン協会が養成・認定する資格であり、空き家所有者などの相談に、一次相談員としてワンストップで対応できる能力を有する人を指す。資格認定者は本協会に『空き家コンサルタント』として登録され、その名称が使えるようになります。

空き家コンサルタントは、「空き家問題に精通し、空き家所有者などが抱える諸課題に一次相談員としてワンストップで対応するとともに、空き家の増加抑制、利活用促進に貢献すること」が活動目的です。

空き家コンサルタントは、資格認定講習会受講を通してその社会的役割を会得するとともに、資格登録後は社会的責任を自覚し研鑚を積むことが求められます。
今の日本は、人口減も相俟って空き家が増加の一途をたどっており、その増加抑制および利活用・流通の促進は喫緊の課題です。資格者として登録された人は、空き家所有者などが抱える課題や悩みの相談を受けるにあたってはその社会性を十分に自覚し対応することが肝要で、そのことが自らの信用・信頼を醸成する基礎となり、延いては、普遍性を持った、社会に貢献できる存在へとつながって行きます。

空き家コンサルタントは、NPO法人住環境デザイン協会や提携団体等が開催する認定講習会を受講し、各分野における空き家に係る課題や相談事例を学んだ人であり、空き家相談のエキスパートです。 この資格を取得することにより、相談者が抱える課題や悩みに一次相談員としてワンストップで応えられるので、相談員としての信用・信頼が築けます。  また、資格登録者には、空き家に係る、あるいは相談対応に関する情報が適時に送られるので、相談対応に当たるスキルを磨くことができます。

空き家コンサルタントの業務は、相談者との相互信頼の下で実施するものです。従って、業務に当たっては真摯な対応が求められるので以下の事項を遵守する必要があります。
またこの業務は、依頼者の個人情報に触れることが殆どなので、個人情報の保護が厳に求められます。
1.守秘義務
空き家コンサルタントは、相談対応を通じて得た情報を相談者の承諾なく他者に漏らしたり、提供又は公開してはならない。
2.法律により、国家資格保有者以外は禁止されている相談業務(例えば税務相談)には、
当該資格者以外は応じてはならない。
3.相談は主観を交えず、中立的な立場で行う。
4.特定の業者や特定の商品・サービスを紹介・提供しない。
5.資格の停止
上記1~4の遵守事項にもとることがあったと認められる場合は、本協会は、当該コンサルタントの資格を停止することがある。

1.ヒアリング力
相談者に多くを語らせ、多くの情報を得るために聴き上手になる。
2.問題把握力
相談時間は限られるので、相談者の抱える課題・悩みの在りどころを手際よく把握する。
3.表現力
相談者の理解力や判断力を見極め、分かりやすいように話す。事例や経験談も有効。専門用語はできるだけ使わない。
4.判断力
相談者が抱える真の課題は何かの見極め、結論の出し方(最終結論は相談者)、切り上げ方、満足感の与え方、次のステップ(二次相談の必要性など)への導き方などいくつかの判断力が求められる。
5.連携力
相談者の抱える課題・悩みの解決・解消へ向けた次のステップ(二次相談など)のために、関連分野専門家とのネットワークが必須である。